用語辞典 — ツギノテ。FUNGLOSSARY

硬筆

硬筆の読み方は「こうひつ」です。鉛筆、ボールペン、万年筆など、先の硬い筆記具、またはそれらを使って文字を書く書写分野を指します。柔らかい穂先の筆を使う「毛筆」に対する言葉です。

硬筆とは何か

「筆」という字が入っていますが、毛の筆に限りません。芯やペン先が硬い道具をまとめて硬筆と呼びます。「硬筆習字」「硬筆書写」と書かれている場合は、鉛筆やペンで、読みやすく整った文字を書く練習のことです。学校のノート、履歴書、手紙など、日常で手書きする場面の多くは硬筆にあたります。

毛筆との違い

区分主な道具特徴
硬筆鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、万年筆線幅が比較的一定で、日常の実用的な筆記に向く
毛筆毛の筆、墨穂先のしなりで、線の太さ・かすれ・強弱を大きく変えられる

学校の書写では両者を別々に競わせるのではなく、毛筆で点画や文字の組み立てを大きく確かめ、その理解を日常の硬筆へ生かす関連指導が行われます。文部科学省は、硬筆による書写を小学校の全学年、毛筆を第3学年以上で扱うと説明しています。

「硬筆」と「ペン字」は同じ?

重なる部分は多いものの、硬筆のほうが広い言葉です。ペン字はペンを使う文字練習を指すことが多い一方、硬筆には鉛筆を使う学校書写や硬筆展も含まれます。子どもの課題で「硬筆」とあれば、通常は指定された鉛筆やペンで書く課題だと考えればよいでしょう。

出典:文部科学省「学習指導要領 Q&A」(硬筆は小学校全学年、毛筆は第3学年以上で指導)/文部科学省「義務教育諸学校教科用図書検定基準」(硬筆の主な用具は鉛筆)。団体や課題により使用できる筆記具は異なるため、出品・受検時は個別要項をご確認ください。